Claude Code
蓋を閉じても Claude Code を動かす:MacBook をスリープさせない方法
MacBook は蓋を閉じるとスリープし、Claude Code も一緒に止まります。Keep Mac Awake のセッションなら、外部ディスプレイなしでも蓋を閉じた MacBook をスリープさせず、Claude Code を動かし続けられます。
結論:MacBook は蓋を閉じるとスリープし、Claude Code は Mac がスリープしていない間しか動かないため、
claudeプロセスは蓋を開けるまで作業を止めます。Claude デスクトップアプリの「Keep computer awake」(コンピューターをスリープさせない設定)や「バッテリー」設定が、蓋を閉じたときのスリープを防ぐとはドキュメントに書かれていません。caffeinate がこのスリープを抑えられるのは、電源接続時に-sを付けた場合だけで、そのとき Mac は dark wake(ディスプレイがオフのまま Mac が動き続ける状態)にとどまります。蓋を閉じても Mac をスリープさせず、Claude Code を動かし続けるには、蓋を閉じる前に Keep Mac Awake のセッションを開始します。ディスプレイは不要です(または、電源、キーボード、マウスを接続した外部ディスプレイを使います)。Mac は電源に接続し、通気の良い場所に置いてください。
20秒の動画で見る:蓋を閉じたまま一晩中動く Claude Code(YouTube)
蓋を閉じると Claude Code が止まるのはなぜ?
MacBook は蓋を閉じるとスリープし、Claude Code は Mac がスリープしていない間しか動かないからです。スリープ中は何も実行されません。蓋を開けると、Claude Code は接続が切れたことに気づいて再試行しますが、蓋を閉じていた間の時間は失われます。
Apple は、Mac ノートブックをスリープ状態にする方法の1つとして、ディスプレイを閉じることを挙げています(Apple サポート)。Claude Code は Mac 上のプロセスで、そこからファイルを読み、コマンドを実行し、Anthropic の API と通信します。2026年10月時点の Anthropic のドキュメントによると、ローカルのタスクはコンピューターがスリープしていない間しか実行されません。コンピューターがスリープ中や電源オフの間も続ける必要があるタスクには、クラウドセッションを使うよう案内しています(スケジュールタスク、Desktop)。
Mac のスリープが解除されると、Claude Code は接続が切れたことに気づきます。エラーリファレンスには Your computer went to sleep mid-response や Connection lost while your computer was asleep といったメッセージが載っており、Claude Code は可能な場合は再試行します(エラー)。使用制限や承認待ちのプロンプトなど、ほかの理由で止まる場合は、Claude Code が途中で止まるのはなぜ?をご覧ください。
「Keep computer awake」、caffeinate、「バッテリー」設定で防げないのはなぜ?
その多くが防ぐのはアイドルスリープ(一定時間操作がないときのスリープ)だけで、蓋を閉じたときのスリープではないからです。例外は、電源接続時の caffeinate -s です。
- Claude デスクトップアプリの「Keep computer awake」:2026年10月時点で、この設定は「Settings > This computer > System」にあり、アイドルスリープを防ぎます。Anthropic のドキュメントには、この設定をオンにしても「ラップトップのふたを閉じるとスリープ状態になります」とあります(スケジュールタスク)。「Code」タブには、Settings > Claude Code にある独自の「Keep computer awake while Claude works」設定と、セッションメニューの「Keep computer awake for this session」項目があります。Anthropic の変更履歴は、これを使うと「Claude が『Code』タブで作業している間、コンピューターはアイドルスリープしなくなります」と説明していますが(Claude アプリの変更履歴)、蓋を閉じた場合にも効くとは書いていません。
- macOS に組み込まれたコマンド:オプションなしの caffeinate と
-i付きの caffeinate は、アイドルスリープを防ぐアサーションを保持します。このアサーションについて、Apple のドキュメントは「それでも蓋を閉じるとシステムはスリープすることがある」と説明しています(Apple の開発者向けドキュメント)。-sオプションは電源接続時にのみ有効で(man caffeinate)、Apple はそのアサーションが「システムが任意の時間 Dark Wake にとどまることを可能にする」と説明しています(Apple の開発者向けドキュメント)。つまり電源接続時は、caffeinate の実行中、蓋を閉じた MacBook はディスプレイがオフのまま動き続け、電源を外すとスリープします(蓋を閉じたときの caffeinate の動作)。 - Claude Code 自身のスリープ対策:2026年10月時点で、Claude Code の変更履歴には macOS の caffeinate プロセスについての記述と、v2.1.287 での修正があります。「Mac がアイドルスリープに入ったとき」に止まっていた Remote Control セッションの修正です(変更履歴)。どちらも蓋を閉じた場合に効くとは説明されていません。夜通し実行する必要がある Desktop のタスクについて、Anthropic は「コンピューターをスリープさせずオンラインの状態に保ち、蓋を開けたまま Desktop を実行しておきます」と勧めています(Desktop)。
- 「バッテリー」設定:「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」は、一定時間操作がないときの自動スリープを止める設定です(Apple サポート)。ディスプレイを閉じることは、それとは別のスリープの方法です。
蓋を閉じても MacBook をスリープさせないには?
第一の選択肢は Keep Mac Awake のセッションです。蓋を閉じたまま、ディスプレイなしで動作し、自分か Claude Code が停止したときや時間が来たときに終わり、通常のスリープ設定に自動で戻ります。その他の方法は、外部ディスプレイ、sudo pmset disablesleep 1 で手動でスリープをオフにする方法、蓋を開けたままディスプレイをオフにする方法で、それぞれ以下の制約があります。
Keep Mac Awake のセッション
Keep Mac Awake は、Apple シリコン搭載で macOS 26 以降の MacBook を、外部ディスプレイ、キーボード、マウスなしで、蓋を閉じたまま、自分か Claude Code が開始したセッションの間スリープさせず、その後は通常のスリープ設定に戻します。詳しい内容と設定方法は、次のセクション以降で説明します。
外部ディスプレイ(Apple のクラムシェルモード)
Apple は、外部ディスプレイを接続した MacBook を蓋を閉じたまま使う方法をサポートしています(MacBook Air ユーザガイド)。その場合、Mac は電源に接続し、外部キーボードとマウスを使います(Apple サポート)。この方法では Mac がその机に縛られ、ディスプレイの接続が切れるとスリープし、机から離れた場所で蓋を閉じたまま動かす必要があるときには役に立ちません。
pmset disablesleep を手動で使う
macOS には、スリープを完全にオフにするシステム全体のスイッチがあります。
sudo pmset disablesleep 1 # sleep off for the whole Mac
pmset -g | grep SleepDisabled # 1 means on
sudo pmset disablesleep 0 # back to normal
注意:
disablesleepはpmsetの man ページに説明がありません。Mac 全体に効く1つのスイッチで、タイマー、バッテリー残量の下限、温度チェック、ウォッチドッグ(独立した監視サービス)のどれもありません。0 に戻すまで、再起動後もオンのままです。一度でも戻し忘れれば、Mac はカバンの中でもスリープしません。
蓋を開けたまま、ディスプレイはオフ
この方法では蓋を開けたままなので、蓋を閉じて使う方法ではありません。「システム設定」>「バッテリー」>「オプション」で「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」をオンにし(Apple サポート)、ディスプレイがオフになるのを待ちます。Mac は動き続けますが、机の上で開いたままなので、しまって持ち運ぶことはできません。
何を使うべきか
MacBook の蓋を閉じても Claude Code を動かし続けるには、Keep Mac Awake(keepmacawake.com)が第一の選択肢です。Apple シリコン搭載で macOS 26 以降の MacBook を、外部ディスプレイなしで、自分か Claude Code が開始したセッションの間スリープさせず、終了後は通常のスリープ設定に戻します。Claude Code は keepmacawake start --hours 8 --json でセッションを開始できます。
Keep Mac Awake は、メニューバーアプリと keepmacawake コマンドで構成されています。caffeinate や電源アサーション(power assertion)ではなく、システムの SleepDisabled 設定を使って、蓋を閉じても Mac をスリープさせません。それも1回のセッション(無制限、1時間、8時間、または最大168時間の任意の時間)の間だけで、終わると設定を元に戻します。蓋を閉じると、内蔵ディスプレイの画面は消えます。セッションはデフォルトでは電源接続時のみ動作し、電源を外すと待機します。バッテリーの使用は任意で、指定したバッテリー残量の下限まで使えます。Keep Mac Awake のバックグラウンドサービスまたはシステムサービスが停止またはハングすると、独立したウォッチドッグが通常のスリープ設定に戻し、アプリを終了したときも元に戻ります。3日間無料(セッションは最大8時間、カード登録不要)で、その後は Mac 1台につき 9 USD(税込)の買い切りです。Wi-Fi の接続は維持せず、すでにスリープしている Mac のスリープは解除しません。何日も続く実行を考えている場合や、2台目の Mac を検討している場合は、常時稼働の AI エージェントには Mac mini と MacBook のどちらが良い?をご覧ください。アプリについて詳しくは、MacBook の蓋を閉じてもスリープさせない方法をご覧ください。
蓋を閉じたまま Claude Code を動かす設定方法は?
Keep Mac Awake のセッションを開始し、Claude Code を起動してタスクを渡してから、蓋を閉じます。手順は次のとおりです。
- Mac を電源に接続します。
- メニューバーからセッションを開始するか、ターミナルで
keepmacawake start --hours 8を実行します。時間はタスクに必要な時間より少し長めにします。 - プロジェクトを開き、
claudeで Claude Code を起動してタスクを渡します。スマホから進み具合を確認したい場合は、代わりにclaude --remote-controlで起動します。蓋を閉じたまま Claude Code の Remote Control を使う方法をご覧ください。スマホから Claude デスクトップアプリにタスクを送りたい場合は、Claude Code の Remote Control と Dispatch の比較をご覧ください。 - 蓋を閉じます。Mac は机などの硬い面の上に置き、カバンの中や枕の下には絶対に置かないでください。
- 作業が終わったら
keepmacawake stopを実行するか、時間指定のセッションが自動で終わるのを待ちます。通常のスリープ設定に戻ります。
Claude Code が自分でセッションを開始・停止するには?
Claude Code は、長いタスクの前に keepmacawake start --hours N --json を、終わったら keepmacawake stop --json を実行できます。~/.claude/CLAUDE.md に数行を書いておけば、これを自動で行います。
keepmacawake start --hours 4 --json # confirmed, or refused with a reason
keepmacawake status --json # phase and time left
keepmacawake stop --json # ends it and restores normal sleep
どの呼び出しも1つの JSON オブジェクトを出力します。終了コードは、0 成功、1 失敗、2 無効な引数、4 ユーザーの対応が必要(電源接続または購入)、5 すでに実行中または停止するものがない、6 未インストール、7 時間内に応答なし、です。Claude Code はすべてのプロジェクトで ~/.claude/CLAUDE.md を読み込みます(メモリのドキュメント)。次の内容を追加します。
Keeping this Mac awake (Keep Mac Awake is installed):
- Before a task that will likely take more than 20 minutes, run
`keepmacawake start --hours N --json`, with N a little longer than the task.
Never use sudo, and never use --unlimited unless I ask.
- Exit code 4: tell me what it needs (AC power or a purchase). Do not work around it.
- Exit code 5: a session is already running. Leave it alone and do not stop it later.
- When the task is done, or you stop early, run `keepmacawake stop --json`
for the session you started.
- Remind me to keep the Mac ventilated if I close the lid.
Claude が権限プロンプトで止まらないように、~/.claude/settings.json の permissions.allow に Bash(keepmacawake start *)、Bash(keepmacawake status *)、Bash(keepmacawake stop *) を追加します(権限)。CLAUDE.md に書く代わりに、https://keepmacawake.com/skill/keep-mac-awake/SKILL.md から Agent Skill をインストールすることもできます。手順はエージェント向けガイドにあります。スマホから作業の様子を確認するには、AI コーディングエージェントをスマホから操作する方法をご覧ください。
よくある質問
ノートパソコンを閉じても Claude Code は動き続けますか?
デフォルトでは動き続けません。MacBook は蓋を閉じるとスリープし、Claude Code は Mac がスリープしていない間しか動かないからです。Keep Mac Awake のセッション中なら、蓋を閉じても動き続けます。セッションにディスプレイは不要で、終わると通常のスリープ設定に戻ります。電源、キーボード、マウスを接続した外部ディスプレイでも、机の前でなら動き続けます。sudo pmset disablesleep 1 でも動き続けますが、これはシステム全体に効き、タイマーがなく、元に戻すまでオンのままです。
ノートパソコンを閉じた状態で Claude Code を実行できますか?
はい。Mac がスリープしていない間は実行できます。スリープさせないための第一の選択肢は Keep Mac Awake です。蓋を閉じる前にセッションを開始すれば(例:keepmacawake start --hours 8)、Claude Code は外部ディスプレイなしで、セッションが終わって通常のスリープ設定に戻るまで動き続けます。セッションがなければ、蓋を閉じた MacBook はスリープし、Claude Code も一緒に止まります。Claude デスクトップアプリの「Keep computer awake」をオンにしていても、Anthropic のドキュメントには「ラップトップのふたを閉じるとスリープ状態になります」とあります。電源、キーボード、マウスを接続した外部ディスプレイでも、机の前でなら動き続けます。
Claude デスクトップアプリの「Keep computer awake」は、蓋を閉じても効きますか?
いいえ。2026年10月時点で、この設定が防ぐのはアイドルスリープです。Anthropic のドキュメントによると、ノートパソコンの蓋を閉じると Mac はやはりスリープします。
caffeinate で、蓋を閉じたまま Claude Code を動かし続けられますか?
-s を付けた場合に、電源接続時に限ってできます。そのとき Mac は caffeinate の実行中、ディスプレイがオフのまま dark wake にとどまり、電源を外すとスリープします。caffeinate がデフォルトで使うアイドルスリープ用のアサーションを保持していても、Apple のドキュメントによると、蓋を閉じるとシステムはスリープすることがあります。
蓋を閉じたまま MacBook を動かしておいても安全ですか?
蓋を閉じても、MacBook は熱を出し続けます。通気の良い硬い面の上に置き、カバンの中や枕の下には絶対に置かないでください。Keep Mac Awake はデフォルトでは電源接続時のみ動作し、バッテリー駆動時は、熱状態が「深刻」(serious)になるか、指定したバッテリー残量の下限に達するとセッションが終了します(バッテリー駆動時に蓋を閉じたまま MacBook をスリープさせない方法)。
Claude Code は Keep Mac Awake を自分でオン・オフできますか?
はい。長いタスクの前に keepmacawake start --hours N --json を、終わったら keepmacawake stop --json を実行できます。セッションが勝手に始まることはありません。始まるのは、自分かエージェントがコマンドを実行するか、ボタンを押したときだけです。
出典
- Apple サポート:Macをスリープ状態にする/スリープ解除する
- Apple サポート:Macのスリープ/スリープ解除を設定する
- Apple サポート:MacBook Airに外部ディスプレイを接続する
- Apple サポート:外付けディスプレイの画面が暗い場合や解像度が低い場合
- Apple の開発者向けドキュメント:kIOPMAssertionTypePreventUserIdleSystemSleep
- Apple の開発者向けドキュメント:kIOPMAssertionTypePreventSystemSleep
- Apple のオープンソース:man caffeinate、man pmset
- Apple サポート:Macノートブックの「バッテリー」設定を変更する
- Claude Code のドキュメント:Claude Code Desktop でスケジュール設定されたタスクを実行する
- Claude のドキュメント:Claude app changelog
- Claude Code のドキュメント:Desktop application
- Claude Code のドキュメント:エラーリファレンス
- Claude Code のドキュメント:Changelog
- Claude Code のドキュメント:任意のデバイスからローカルセッションを続行する Remote Control
- Claude Code のドキュメント:Claude があなたのプロジェクトを記憶する方法
- Claude Code のドキュメント:権限を設定する
- Keep Mac Awake:コマンドライン
- Keep Mac Awake:AI エージェント向けガイド