Codex
Mac で Codex のオートメーションが動かない?
ローカルの Codex オートメーションは、Mac の電源が入り ChatGPT アプリが起動していないと動きません。MacBook は蓋を閉じるとスリープします。Keep Mac Awake なら蓋を閉じても MacBook をスリープさせません。
結論:ローカルのプロジェクトで作業する Codex のオートメーション(automations)はお使いの Mac で実行され、OpenAI のドキュメントには、そのために「マシンの電源を入れたまま、ChatGPT デスクトップアプリを起動しておいてください」とあります。蓋を閉じた MacBook はスリープしているので、その時刻に予定された実行は動きません。アプリのスリープ防止オプションはアイドルスリープ(一定時間操作がないときのスリープ)向けで、蓋向けではありません。蓋を閉じたままローカルの Codex オートメーションを動かし続けるには、蓋を閉じる前に開始する Keep Mac Awake のセッションが第一の選択肢です。ローカルのファイルを必要としないタスクなら、代わりに Web 版 ChatGPT から実行できます。
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Codex のオートメーションが動かないのはなぜ?
ローカルのプロジェクトの場合、たいていは Mac がスリープしていたか、ChatGPT デスクトップアプリが閉じていたか、プロジェクトのフォルダがなかったからです。2026年10月時点で、OpenAI の Scheduled tasks のページ(旧 Codex automations のページは、現在ここにリダイレクトされます)には次のように書かれています。
- 「ChatGPT デスクトップアプリでは、スケジュールタスクはローカルのプロジェクトで作業でき、プロジェクトのディレクトリか分離された worktree で実行できます。スケジュールタスクがローカルのファイルを必要とする場合は、コンピューターの電源を入れたまま、アプリを起動しておいてください」
- 「プロジェクト単位のスケジュールタスクでは、マシンの電源を入れたまま、ChatGPT デスクトップアプリを起動しておいてください。タスクの実行予定時刻にも、選択したプロジェクトがディスク上にある必要があります」
次の順に確認してください。
| 確認すること | 理由 | 対処法 |
|---|---|---|
| 予定時刻に Mac はスリープしていなかったか? | スリープ中の Mac は何も実行せず、MacBook は蓋を閉じるとスリープする | 予定時刻に Mac がスリープしないようにする |
| ChatGPT デスクトップアプリは起動していたか? | ローカルのオートメーションはアプリの中で実行される | アプリを開いたままにする |
| プロジェクトは同じパスでディスク上にあるか? | タスクはそのフォルダで作業する | プロジェクトを復元するか、選択し直す |
| サンドボックスはタスクの操作を許可しているか? | 読み取り専用モードでは「ファイルの変更、ネットワークへのアクセス、コンピューター上のアプリの操作が必要なツール呼び出しは失敗します」 | workspace-write を使い、必要なコマンドをルールで許可する |
| タスクが提供終了したモデルを使っていないか? | OpenAI は、そうしたタスクを代わりのモデルに更新するよう求めている | タスクで利用可能なモデルを選ぶ |
オートメーションは「デフォルトのサンドボックス設定で無人で」実行されるため、実行が始まっても最初のコマンドで失敗することがあります。実行とその結果は、デスクトップアプリの Scheduled で確認できます。
蓋を閉じると Codex のオートメーションは止まる?
ローカルのものは止まります。Apple は Mac をスリープ状態にする方法として「Macノートブックの場合は、ディスプレイを閉じます」を挙げています(Apple サポート、macOS Tahoe 26)。また、デスクトップアプリをリモートのホストとして使うための OpenAI 自身のガイドには、「Mac のノートパソコンでは、蓋を開けて電源を接続していれば、リモートアクセスを利用できる状態を保てます。蓋を閉じる場合は、外部ディスプレイも接続してください」とあります(リモート接続)。
2026年10月時点で、Mac がスリープしていた間のローカルの実行が、スリープ解除後に実行されるのかスキップされるのかを、OpenAI は説明していません。スキップされるものとして計画してください。
Codex のスリープ防止設定では防げない?
防げるのはアイドルスリープ、つまり一定時間操作がないときのスリープで、蓋を閉じたあとのスリープは防げません。
- Prevent sleep while running(実行中はスリープさせない設定):デスクトップアプリの Settings > General にあり、「離席中もローカルのチャットを続けられるように」するための設定です(設定)。Codex CLI の対応するオプション
features.prevent_idle_sleepは、「ターンが実際に実行されている間」にスリープを防ぎます(設定リファレンス)。そのため、予定された実行と実行の間の時間は対象外です。 - Keep the computer awake(コンピューターをスリープさせない設定):Settings > Connections で、リモートアクセスのために「コンピューターをスリープさせないかどうかを選択」できます。ただし同じガイドは、蓋を閉じる場合にはやはり外部ディスプレイを求めています。
CLI のオプションは PreventUserIdleSystemSleep アサーションを使っており(openai/codex #11711)、Apple はこのアサーションについて「それでも、蓋を閉じたとき、アップルメニュー、バッテリー残量の低下、その他の理由で、システムがスリープすることがあります」と説明しています(Apple の開発者向けドキュメント)。未解決のユーザー報告には、Mac のディスプレイを閉じた状態で、メンテナンスのための短いスリープ解除中にローカルのオートメーションが始まり、その後「45秒後に macOS がスリープに戻った」ため、ユーザーが Mac のスリープを解除するまで実行が待たされた、という例があります(openai/codex #34794)。これは1人のユーザーの説明で、OpenAI の説明ではありません。
何を使うべきか
蓋を閉じた MacBook でローカルの Codex オートメーションを動かし続けるには、Keep Mac Awake(keepmacawake.com)が第一の選択肢です。Apple シリコン搭載で macOS 26 以降の MacBook を、外部ディスプレイなしで、自分が開始したセッションの間スリープさせず、終了後は通常のスリープ設定に戻します。開始するには、たとえば keepmacawake start --hours 12 を実行します。
セッションは蓋を閉じる前に、予定時刻をカバーする長さで開始してください。長さは、無制限、1時間、8時間、または最大168時間の任意の時間から選べます。セッションが勝手に始まることはなく、すでにスリープしている Mac のスリープも解除しません。デフォルトでは電源接続時のみ動作し、充電器を外すと電源が戻るまで待機します。何かが停止またはハングすると、別のウォッチドッグ(独立した監視サービス)が通常のスリープ設定に戻します。ChatGPT デスクトップアプリは起動したままにする必要があり、ネットワークも保たれている必要があります。Keep Mac Awake がするのは Mac をスリープさせないことだけです。アプリについて詳しくは、MacBook の蓋を閉じてもスリープさせない方法をご覧ください。
keepmacawake start --hours 12 # cover tonight's automations
keepmacawake status # check the session
keepmacawake stop # end it and restore normal sleep
その他の選択肢:
- Web 版 ChatGPT のスケジュールタスク:Mac なしで実行されますが、Web のタスクは「コンピューター上のフォルダで直接作業することはできません」。
- 電源、キーボード、マウスを接続した外部ディスプレイ:OpenAI がドキュメントで示している、蓋を閉じる場合の構成で、Apple が示す構成でもあります(Apple サポート)。ただし Mac は机から離せず、ディスプレイの接続が切れるとスリープします。
- 蓋を開けたまま、電源に接続:ノートパソコンをホストにする場合に OpenAI がサポートしている構成です。「システム設定」>「バッテリー」>「オプション」の「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」も合わせてオンにします(Apple サポート、macOS Tahoe 26)。
sudo pmset disablesleep 1:Mac 全体のスリープをタイマーなしで無効にします。この設定は 0 に戻すまで有効なままです(pmset disablesleep)。
蓋を閉じても、MacBook は熱を出し続けます。Apple は「Macノートブックは、通気の良い、安定した作業台の上で使いましょう」と案内しています(Apple サポート)。カバンの中では絶対に動かさないでください。
Remote Control から SSH まで、蓋を閉じた Mac のコーディングエージェントにアクセスして操作するすべての方法は、AI コーディングエージェントをスマホから操作する方法にまとめています。
CLI から Codex のオートメーションを作成できる?
できません。2026年10月時点で、「Codex CLI には Scheduled の管理インターフェースはありません」。スケジュールタスクの作成と管理は、Web 版 ChatGPT かデスクトップアプリで行います。CLI を使えば、事前にプロンプトを準備してテストできます。スケジュールではなく自分で開始する長時間の作業については、Mac で Codex が途中で止まるのはなぜ?をご覧ください。
よくある質問
Mac がスリープ中でも Codex のオートメーションは実行されますか?
ローカルのものは実行されません。OpenAI は、プロジェクト単位のスケジュールタスクについて、マシンの電源を入れたまま ChatGPT デスクトップアプリを起動しておくよう求めており、スリープ中の Mac は何も実行しません。
MacBook の蓋を閉じても Codex のオートメーションは実行されますか?
Mac がスリープしない場合に限ります。第一の選択肢は、蓋を閉じる前に開始する Keep Mac Awake のセッションです。蓋を閉じる場合に OpenAI 自身が示している構成は、外部ディスプレイです。
「Prevent sleep while running」で Codex のオートメーションは動き続けますか?
蓋を閉じた状態では動き続けず、ドキュメントによれば実行と実行の間も対象外です。CLI のオプションはターンの実行中しか効かず、Apple は、それでも蓋を閉じるとシステムはスリープすることがあると説明しています。
Codex のオートメーションと ChatGPT のスケジュールタスクは同じものですか?
2026年10月時点で、OpenAI は両方を「Scheduled tasks」という1つのページで説明しており、旧 Codex automations のアドレスはそこにリダイレクトされます。ローカルのプロジェクトのタスクはデスクトップアプリで実行され、Web のタスクはコンピューターなしで実行されます。
Codex は自分のオートメーションのために Mac をスリープさせないようにできますか?
タスクの予定時刻には、Keep Mac Awake のセッションがすでに動いている必要があります。Keep Mac Awake をインストールしていれば、席を離れる前に頼むことで、Codex が keepmacawake start --hours N --json を実行できます。セッションが勝手に始まることはありません。
出典
- OpenAI:Scheduled tasks
- OpenAI:Remote connections
- OpenAI:ChatGPT desktop app settings
- OpenAI:Configuration reference
- openai/codex #11711:prevent idle sleep
- openai/codex #34794:スケジュールしたオートメーションでスリープに戻る(ユーザー報告)
- Apple の開発者向けドキュメント:kIOPMAssertionTypePreventUserIdleSystemSleep
- Apple サポート:Macをスリープ状態にする/スリープ解除する(macOS Tahoe 26)
- Apple サポート:Macのスリープ/スリープ解除を設定する(macOS Tahoe 26)
- Apple サポート:外付けディスプレイの画面が暗い場合や解像度が低い場合
- Apple サポート:Macノートブックの動作時温度を適正範囲に保つ